【36時間前からの逆転合格!】FP2級合格体験記【うれしい】
2022年秋の試験でFP2級に合格したので、その体験記を書いていきます。
結果は筆記45 / 60点、実技(資産設計提案業務)74 / 100点でした。
2級FP!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/DhDZsGB7NT
— 惰眠 (@5882353i) 2022年10月27日
最初に言っておくと、反省点の方が明らかに多いので、反省したい人・反省しているところを見たい人・反省したくない人・反省したくなかった人・反省しちゃダメな人向けの記事になります。
- FP3級受験時の話
- FP2級を完全にナメていた理由
- 余談:東北大学医学部経済学科FP勉強会とは
- 36時間前からの死闘
- 試験中
- 試験後の感想
- 余談:みんなが欲しかった!(TAC出版)の使用法
- 反省と、FPを目指す人への注意点
- まとめ
FP3級受験時の話
「FinancialをPlanningしたい」というモチベが急に同時多発的に生え、大学で仲の良い4人で受験を決めました。自称「東北大学医学部経済学科FP勉強会」の発足です。
自分は高校時代にエコノミクス甲子園というクイズ大会に参加していたこともあり、保険制度や年金について前提知識は少しあったように思います。
TAC出版の教科書を前々に購入し、1週間くらい前からちゃんと準備をしました。
具体的には654123の順で進め、章が終わるごとに過去問集をやる、という感じで進めていきました。高校時代に勉強したことよりもかなり体系的で実用的だなあと感じました(相続税の具体的な計算方法まで細かく勉強するなど)。
受験前夜は集まって徹夜で過去問道場を鬼のように回し完璧だと自信をつけ、完全に余裕に満ち溢れた状態で会場に向かいました。
FP2級を完全にナメていた理由
3級の試験途中から完全勝利を確信し、自己採点も筆記1ミス・実技ノーミスでした。
会場から帰る足でみんなでそのまま丸善に行き、2級の本を手に取ると厚さはたしかに増しているし、小さい文字も少し多くなっています。
しかし書いてあることのほとんどが3級内容であり、4人で「3級と内容変わらないじゃん」と目を合わました。その日は「3日前から対策すれば受かるんじゃね?」と笑いながら丸善を去ったのでした。この日からFP2級を舐め腐っていました*1。
本当に舐め腐っていたので、試験開始36時間前まで、マジで何も一切完全にやっていませんでした。試験の形式すら知らない状態でした。
余談:東北大学医学部経済学科FP勉強会とは
完全に学生の「ノリ」で発足した非公式・内輪の勉強会である。
最初は4人で発足し、全員が3級に合格した。
それに触発され(たのかは不明だが)、2人が新規加入した。現在は6名の団体となっている。
活動としてはFP試験の情報交換や、FP知識マウント・小粋なFPジョークによる学習モチベーションの向上等である。
なお全員生活力と計画性が乏しいのが特徴であり、発足メンバーの一人は2級払い込みを忘れ受験が叶わなかったし、新規メンバーの一人は3級申し込みを完了していたが会場には現れなかった。
36時間前からの死闘
ここまでサボっているとなかなかやる気もわかないもので、試験開始36時間前になってから一緒に受ける友人にLINEで勉強開始宣言をして*2、ようやく重い腰を上げました。
読み進めていくと、予想よりはるかに内容が深いこと・自分が3級内容をかなり忘れていたことを思い知らされました。だんだんと血の気が引き、しかし読む手を止めてはならぬと、不眠不休で読み進めました。
問題形式とかは知らないままでいいから、とりあえず知識を鬼のように入れようと思いました。形式よりもまずは本質だ、と思ったのです。36時間前のくせに。こういう勉強は十分な時間的余裕がある人がやるものです。そうでない人がこれをやると精神がだいぶすり減るので概要をつかむ勉強にシフトした方がよいと思います。ぼくは特別な訓練を受けているのでこのモチベで最後まで勉強を続け、精神をすり減らしました。
25時間くらいで一通りの内容を吸収し、過去問を検討しようと以前と同じように友人宅に向かいました。*3
しかし友人宅に集まったのは僕含めわずか2人でした。しかもその男は3級受験予定であり、2級受験の仲間は誰一人来ませんでした。かなり切羽が詰まっており、過去問をやるよりも知識を入れることに専念したいという戦略でした。あのクソLINEの彼ですらそこまで焦るほど、FP2級は舐めてはいけない試験だったという後悔がここでわいてきました。
仕方がないので一人で過去問研究をしました。
実技試験に数字を記入する箇所があることや問題設定の膨大な文章量に驚きながら闇雲に過去問を解き、出発時刻を待ったのでした。
試験中
学部の試験でも毎回徹夜で参戦するので試験前徹夜には慣れているつもりでした。しかし自分では気づかなくても思考力・注意力は落ちているものです。
それにより、過去問では起こさなかった、もしくは経験済みであるはずの拙いミスを連発しました。
「防火地域という文言を見落として簡単な建蔽率の問題を落とす」
「年額を月額と思い込んで必要経費がアホみたいに多くなる」
「ファミリーバイク特約を確認し忘れる」
「継続入院の待機日数を計上しない」
最悪のマーシャル・マキシマイザー?
試験後の感想
自己採点をする前は、正直7割くらいの確率で合格しているな、という実感でした。実技の演習不足によりミスを多発し、3割くらいの不安がありました。
自己採点で合格が判明し、かなりしっかりと安堵しました。にこにこというよりは安堵でした。
余談:みんなが欲しかった!(TAC出版)の使用法
教科書はこれを使っていました。過去問は過去問道場というサイトにあるので、購入する必要はないと思っています。
勉強順は654123でした。意味は特にありません。3級のときの勉強順と同じで、単純に保険や年金(1, 2章)がつまらなさそうなので敬遠したのと、逆張りオタクなので6章からやった、そして完全に逆順にすることにも逆張った、というだけです。
ただ勉強してから振り返ると、4章のタックスがいろいろなところにかかわってくるので、これを早めにやっておくのをオススメします。フフフ.......。3章よりは前にやっておきましょう。株の譲渡にかかる所得税(譲渡所得)は4章をやってからでないと咀嚼できないと思います。
補足みたいな事項が黄色の背景に書かれていますが、ここは読み飛ばしました。形式にとらわれず知識を入れる、みたいなことを言っといてなんですが、ここはさすがに要らないかなあ...... と思ったし、今も思っています。
章を終えるごとに過去問道場で20問ぐらいその分野の筆記問題を解くようにしていました。過去問まで含めて(がんばれば)1章あたり3.5~4時間ペースで消化できるかと思います。
反省と、FPを目指す人への注意点
- 得意や苦手が形成される前に試験開始時刻になってしまったのでここで稼ぐ!というようなムーブができなかった
- リミットが切迫してからだと、焦りで余裕がなくなり、逆に知識の定着が遅れる
- 睡眠をとろう 寝ろ 寝ないと脳は動かない
- 知らねえよ、という事項や問題はあるものだ、と割り切る
- 早くからの準備が何よりも大切 少なくとも120時間前くらいには勉強を開始しよう
- 友人との協力があると、モチベになる
まとめ
- 任意のことを、甘く見てはいけない
- 来週の研究室mtgやべえ まあなんとかなるやろ
- 天城てんさんの、楽しくしゃべる感じがとても好き 雑談配信を無限回見ろ
- めめめ・ピノ・リクムの深夜雑談スペース聞いてとてもニコニコしています
- ASMR発掘最近していない、オススメをくれ
- やっぱり知らない事項はあってもしょうがないと割り切るのは大事
- すべて知ろうと思うと、破綻します 焦っているときは特に
- ONE PIECE FILM RED観た、うーん好きだけどやっぱりSTRONG WORLDの王道感とZの寂寥感が2TOPなんだよな
- FILM GOLD よりは断然良かったです
- 実際ミスチルのFanfareがテーマ曲なのはズルいだろ、というのはある
- Tot MusicaのAdoのモノマネが世界一上手にできます 歌詞知らんけど
- から紅の服部のモノマネも世界一上手いです コナンよく知らんけど
- 注意力が肝要という点で、FPは実質数オリ予選
- 牛沢の龍が如く7実況始まったのクソアツい
- タラチオの生き方が格好良すぎるだろ
- .LIVEのハロウィン衣装カラチェンが最高すぎる
- 桜蘭高校ホスト部を見ました、ハルヒです ハルヒが可愛すぎる
だがな小僧 性別を間違えるのは一度だけにしておけよ
またやって現場を押さえられたら この世界じゃ指が飛ぶ
どれだけ泣き叫ぼうが許さない 一度たりとも許したことはない
ハルヒの性別を誤った罪 それはこの世で一番重い実刑
情状酌量の余地なし......!! - 課税人生ゲームをしたい、幸いにも周りにFPが4人ほどいるので、全員FPで人生ゲームができる 控除制度等も存分に活用してやりたい
- クソ!!今日も檸檬堂が美味すぎる!!犯罪的に!!!!!
こんなところです
*1:ちなみにその4人のうちの1人は申し込みから舐め腐っていて払い込みを忘れ、受験資格を得ることすらできなかった。
*2:この友人とはクソみたいなLINEしかしておらず、この36時間のうちも小粋なFPジョークやりとりばかりしていた。
*3:数人で集まって過去問を検討するのが学部の試験でもルーティンになっています。お互いの知識の穴を埋めるためです。毎回活発な議論が交わされ、全員が真剣な表情で冗談一切なく淡々と話し合いを行うのが試験前夜のルーティンなのです。
普通自動車免許の試験前夜も桃鉄により地理の知識を深め、カタンによる都市開発のシミュレーションを行い、一辺倒な知識にならぬよう努めたのでした。